明治日本の産業革命遺産　製鉄・製鋼、造船、石炭産業（日本）②

世界遺産No18

「明治日本の産業革命遺産　製鉄・製鋼、造船、石炭産業（日本）」

World Heritage No.18

「Sites of Japan’s Meiji Industrial Revolution: Iron and Steel, Shipbuilding and Coal Mining（Japan）」

＜構成物件　2015年登録＞

【萩】

萩反射炉

美須ケ鼻造船所跡

大板山たたら製鉄遺跡

萩城下町

松下村塾

【鹿児島】

★旧集成館（旧集成館反射炉跡、旧集成館機械工場、旧鹿児島紡績所技師館）

寺山炭窯跡

関吉の疎水溝

【韮山】

韮山反射炉

【釜石】

橋野鉄鉱山

【佐賀】

三重津海軍所跡

【長崎】

小菅修船場跡

三菱長崎造船所第三船渠

三菱長崎造船所ジャイアント・カンチレバークレーン

三菱長崎造船所旧木型場

三菱長崎造船所占勝閣

高島炭鉱

端島炭鉱

旧グラバー住宅

【三池】

三池炭鉱・三池港（三池炭鉱宮原坑、三池炭鉱万田坑、三池炭鉱専用鉄道敷跡、三池港）

三角西港

【八幡】

官営八幡製鉄所（八幡製鐵所旧本事務所、八幡製鐵所修繕工場、八幡製鐵所旧鍛冶工場）

遠賀川水源地ポンプ室

＜コメント＞

西洋から非西洋世界への技術移転と日本の伝統文化を融合させ、幕末時代〜明治時代まで急速な発展をとげた炭鉱、鉄鋼業、造船業に関する文化遺産です。

＜このページでの紹介＞

欧米列強に対抗するため、島津斉彬は1851年から鹿児島市吉野町磯地区に工場群を設けて軍事強化と産業育成を図りました（集成館事業）

旧鹿児島紡績所技師館・・・イギリス人技術者の宿舎として建設された洋館。現在は「異人館」として公開されています。

旧集成館機械工場・・・金属加工や船舶の修理、部品加工が行われた機械工場。現在は「尚古集成館」として公開されています。

旧集成館反射炉跡・・・オランダの技術書を基にしつつ、在来工法による石積みや薩摩焼の技術を用いた耐火煉瓦製造など和洋折衷の技術で建設されました。